異なる科学コミュニティー間の 対話を奨励し、 新たな研究を推進
私たちの使命は、科学をあらゆる人に理解できるように説明することです。研究成果が、知識、文化や日常生活にどういう意味合いを持つものなのか伝わり、それが速やかに世界中の人々に届くようにしています。
異なる領域の科学コミュニティーを引き合わせる「招集力」を発揮し、現代の継続的なニーズに応える新たなジャーナルを創刊しています。例えば、Nature Foodは、自然科学、応用科学、社会科学の関連領域にまたがっています。
また、Nature Reviews Methods Primersは、異なる研究領域にまたがるメソッドを評価し、採用し、活用できるように分野間のギャップを埋める役割を果たしています。
最近の動向や新たな研究領域について手っ取り早く、しかし包括的に概要を把握したい人に最適なPrimerは、研究者が自身の研究活動に取り組むうえで不可欠な存在となっています。
パンフレットをご参照ください。
Primerとは?
私たちは、科学はすべての人を代表するものであるべきだと考えています。だからこそ、格差の克服に取り組み、各コミュニティーにおいてもジャーナルのホームページにおいても多様で包摂的な文化を醸成することが、私たちの責務であると認識しています。
公平性と包摂性に向けた取り組みにおいては、執筆依頼先や査読者の実質的な男女比の調整、多様性に関する報告、真に包摂的なNature Conference、使用する言葉や画像における公平な表現などを優先課題としています。
詳細についてはネイチャー・ポートフォリオの行動指針をご参照ください。
Nature関連誌は、著者の研究成果がさまざまな研究者や政策立案者に届く機会を増やしています。
学術出版における進歩的かつ権威ある存在として、Nature関連誌は実践を進化させる重要な原動力とみられています。自然科学、応用科学、社会科学にわたる革新的なジャーナルを創刊し、その招集力を使って、世界が直面する最も緊急かつ重要な課題に取り組んでいる、さまざまなコミュニティーを引き合わせています。
シュプリンガー・ネイチャーの持続可能な開発目標(SDG)プログラムは、世界が直面する最も困難な課題に対する取り組みに寄与することを目指すものです。政策立案者や産業界と研究者を結び付け、世界をより良いものにする科学的知見を出版し、様々なチャネルを通じて、主要なコミュニティーに対し出版活動がより目に見えるように取り組んでいます。
世界が直面する課題に取り組むための研究―SDGプログラム
持続可能な開発目標(SDGs)は本質的に複数の領域にまたがる課題です。Nature Climate Change、 Nature Ecology & Evolution、 Nature SustainabilityなどのNature関連誌の狙いと対象領域は、人類が今日直面する緊急かつ重要な課題に取り組むために、私たちがいかにさまざまな専門家を結集することができるかを示しています。
Nature関連誌は、より良い知の共有のために、原著論文の背景を説明し理解を助けるコンテンツ(Reviews、News & Views、Policy Briefs)を継続的に開発しています。
Nature関連誌の方針とアプローチは、著者、読者、そして一般市民を含むさまざまなコミュニティーのニーズに応えるために日々進化し続けています。 nature.comのチームは、ジャーナルのホームページの情報やデザインを継続的に見直し、改善を図っています。
ウェブサイトの監査、著者ワークショップ、ユーザビリティテストを含む広範な調査を通じて、ウェブサイトを大幅に改善し、コンテンツの認知度の最大化と著者が論文投稿に費やす時間の節減を図ってきました。